【2023】ロータリーカッターおすすめ15選｜ダイソー・セリアで買える？

ロータリーカッターは自宅に常備したいアイテムの1つです。工作だけでなく布やフェルトも切れるため、裁縫に使用したり、薄いめのビニールシートもカットできたりと幅広く活躍します。セーフティーロックほかの工夫がなされており、正しく使えば使い勝手抜群です。

ロータリーカッターは決して高価ではないものの、買える場所はある程度限られます。たとえばダイソー・セリアといった100均ショップ・コンビニでは購入しにくく、どこで売ってるか気になっている方もいらっしゃいますよね。

そこで今回はロータリーカッターの選び方・おすすめ商品ランキング15選をご紹介します。ランキングはおすすめの大きさ・種類・形状・機能を基準に作成しました。ロータリーカッターの使い方もご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

細かい細工や裁断をしたいときに役に立つ刃の大きさは、直径18ｍｍ～28mm以下のサイズです。このサイズの刃なら小回りがよく、小物を作る時やペーパークラフトの作業、つまみ細工にもおすすめです。

このサイズのロータリーカッターは直線のみならず、曲線のカッティングにも最適で、脇や襟・袖どの細かい部位の裁断に適しています。ただし小さいサイズのロータリーカッターは手元に近い位置に刃がくるので注意しながら使うようにしましょう。

一方でロータリーカッターの刃のサイズが45mmや60mm以上のものなら、布でも厚めのものや複数枚の布を一度に、同じ大きさにカットしたいときに大変便利です。この刃のサイズのものなら、ロータリーカッターの本体自体も大きいのでしっかりと握れます。

また本体が大きい分、力もグッと入れやすくなるので、ビニールのカットや段ボールや雑誌のカット・解体などにも最適です。大きなものを大きく裁断したい時には、この45mmや60mm以上のロータリーカッターをサイズをおすすめします。

次にロータリーカッターの中でも、ちょっと変わったタイプをご紹介したいと思います。コンパス型になっていてクルっと回転させながら、円形状にカットできるタイプのロータリーカッターです。

このロータリーカッターはペーパークラフトでの円形状のカットや、缶バッジなどを作るときに綺麗な丸の形をくり抜けれるようになっていて非常に便利です。一回で切れていないなと感じた時には、逆方向には回さずに同じ方向に回転させるのがコツです。

見た目にはそこまで違いはありませんが、ロータリーカッターには刃の種類によって、用途は異なるとわかりました。刃の種類とおすすめの用途を一覧にしましたので、目的にあった刃の種類を見つけてください。

ロータリーカッターの刃の形状の中でも、最もポピュラーな形状は「円形刃」です。文字通り丸い形の刃で、ほとんどのロータリーカッターにはこの円形刃がついています。中には替え刃としてあらかじめ、数枚この円形刃がついているロータリーカッターもあります。

円形刃はまっすぐカットするのに最適で、布や紙・フエルト生地などスムーズにカットができます。もちろん円形刃は直線の他にも曲線のカットも可能です。初めてロータリーカッターを使う方はこの円形刃がおすすめです。

ロータリーカッターの刃の種類の中で「ミシン目」と呼ばれるものがあります。通称ミシン目カッターとも言われている刃の形状は、主にチケットの半券のを作成する際や、領収書などの半券を作成する際に使います。

ミシン目カッターは、替え刃で付け替えるよりもミシン目用ロータリーカッターとして販売されているものがほとんどです。洋裁などの裁縫に使用されるのは稀で、紙やマスキングテープなどに使うのがおすすめです。

ロータリーカッターの刃の中には「ウェーブ刃」と呼ばれる形状もあり、緩い波型の刃になっています。ロータリーカッターとして使うのがは円形刃なのに比べて、このウエーブ刃は特殊な刃になります。

裁縫でも上級者向けのウエーブ刃ですが、メッセージカードやデコレーションカードなどの飾り用としても使えます。

ロータリーカッターの刃の中で、ウエーブ刃よりさらに細かい波の刃が「ピンキング刃」になります。ピンキング刃はウエーブ刃と同じく特殊な刃なので、どちらかといえばロータリーカッター上級者が扱う場合が多い刃になっています。

また、裁縫などでは細かい波の切り口となるため、布を端布としてカットするのに使うとほつれを防止するので、大変便利です。

ロータリーカッターの刃の出し方には「スライド式」と「セーフティ式」があります。どちらも安全性に配慮した刃の出し方になります。自分の使い勝手のいい方を選びましょう。

ロータリーカッターの刃の出し方の中で、一番ポピュラーな刃の出し方は「スライド式」です。スライド式のロータリーカッターの刃は、文字通り、刃を押し出すようにスライドさせて使えるタイプで、片手でも使いやすいと人気です。

また使い終わったら、逆方向にスライドするだけで刃を収納できます。スライドせずカバーをするのを忘れてしまうと、ケガの元になりますから使い終わったら、必ずカバーをするようにしてください。

さらにロータリーカッターの安全性にこだわりたい方は、「セーフティ式」がおすすめです。セーフティ式は、グリップを握ると自動的に刃が出てくるように設計されているので非常に安全です。

また、使い終わったらグリップから手を離すだけで刃が自動的に収納されるため、刃が出しっぱなしにはならず安心です。小さな子供さんやペットを飼っているなら、こうしたセーフティ式を選ぶのがおすすめです。

ロータリーカッターを選ぶ目安として「機能性」があります。ロータリーカッターの機能性として「ロック機能」「スラッシュキルト用のガイド」「左右兼用」について解説します。

ロータリーカッターにロック機能があれば、刃を固定できます。グリップを握り続けなくても、刃が出しっぱなしになるので大変便利な機能といえます。このロック機能は主にセーフティ式のロータリーカッターについている機能です。

刃が出ている間にロックすると刃が出続きますし、逆に刃が収納されている時にロックをかけると刃が出なくなるので、こうした機能があるセーフティ式も購入時に視野に入れておきましょう。

何枚か重ねた生地に縫い目を入れ、その縫い目の間をカットし浮き立たせる「スラッシュキルト」と呼ばれる技法があります。ロータリーカッターの中でもスラッシュキルト用のガイドがついているものなら、カットがしやすく便利です。

スラッシュキルトは一番下の生地はカットせずに残すため、ガイドを使えばカットしたい生地を上手くすくいあげられてスムーズに仕上がります。裁縫上級者におすすめの機能です。

ロータリーカッターの機能の中でも、これは外せないのが左右兼用の機能性です。通常ロータリーカッターは右利き用に設定されているのですが、左利きの方でも使えるタイプがあるのです。

裁断やカットする際に、少しでも手元が見ずらいとなると思った大きさでカットしにくく、仕上がりに時間がかかってしまいます。しかし、両用のロータリーカッターなら左効きの方も安心して作業ができます。

1956年の創業した「オルファ」は、国内では有名なロータリーカッターの製造販売メーカーです。今では世界中で使われているのカッターナイフを最初に考案したのがこのオルファで「折る刃」から社名がつけられました。

オルファは、通常のロータリーカッターの他にもマルカッターやラチェットコンパスカッターなど幅広く販売していて、用途に応じた商品が揃っているのが魅力です。500～1000円程度で購入できます。

1925年に岡田慶七商店として創業、その後クロバー裁縫具株式会社として、現在はクロバー株式会社として長年にわたって、縫い針や刺繍針などの手芸・編み物・裁縫用品の製造販売を行ってきたのが「クロバー」で、圧倒的に国内のシェアを占めています。

クロバーのロータリーカッターで有名なのが「クロバースラッシュカッター」で、スラッシュキルトが綺麗に素早く仕上げるられます。おすすめランキングでも紹介しています。

続いて「ユザワヤ」をご紹介します。ユザワヤの創業も古く、1955年に湯沢屋毛糸店として開店しました。当初は布・毛糸などの裁縫材料を販売していましたが、その後手芸・工芸・ホビー・雑貨と「世界のホビーハウス」として幅広い商品を揃えています。

ユザワヤ自体がロータリーカッターを製造しているわけではありませんが、オルファやクロバーのロータリーカッターの商品を数多く販売しています。自分のお気に入りを見つけやすいお店です。

ユザワヤの他にも、ロータリーカッターが購入できるの店舗として、お馴染みの量販店「ヨドバシカメラ」や地域に根づいたホームセンターなどがあります。もちろん、インターネット上からいつでもロータリーカッターを購入できます。

しかし、販売店舗におもむき、ロータリーカッターを手にとって大きさや持った感じを確認してから購入するのもおすすめです。実際に触ってみると、よりお気に入りの商品を見つけられますよ。

ロータリーカッターを安く買うため、ダイソー・セリア・キャンドゥといった100均ショップの利用を考える方も少なくありません。2023年3月時点では、「ロータリーカッター」の商品名で販売している100均ショップは見当たりません。

一時期ダイソーで取り扱いがあったものの、2021年に販売終了。セリアでは「ミシン目カッター」を扱っているものの、やはりロータリーカッターとは異なります。

ここでは、ロータリーカッターはどんな使い方があるのかご紹介します。重ね切りが得意なロータリーカッターはパッチワーク作業に最適で、はさみではカットしにくいつまみ細工にももってこいの商品です。

また、ズボンのすそ直しやカットの際にもロータリーカッターは大活躍です。特にピンキングタイプなら糸ほつれを防止できます。はさみではカットしにくい革製品や段ボールでも、ロータリーカッターなら気持ちよくカットできます。

続いて、ロータリーカッターを使う際に注意したい点を解説していきます。まず、ロータリーカッターを使用してカットする際には、専用のカッティングマットを用意します。

また、定規を使っての直線カットでは、できれば一般のアクリル製のものがおすすめです。ステンレスや製図用やなどの定規だと刃で削れてしまう可能性もあります。削れてしまうと綺麗な直線でカットできなくなるので、気をつけたいところです。

ロータリーカッターの使う頻度にもよりますが、よく使う方なら切れ味が悪くなる前に、4～5か月に1度は刃の交換をおすすめします。最初から替え刃が10枚程度付属しているロータリーカッターも販売されていて、あとから購入せずに済み大変便利です。

刃の交換ではロータリーカッターの刃の部品の分解から始めますが、その際につける部品の順番を間違わないように、外した順番に横に並べていくと刃の交換がスムーズです。小さな部品になるので、くれぐれも失くしてしまわないように気をつけてください。

ロータリーカッターといっても用途に応じていろんな機能やサイズがあります。今回の記事を参考に、ぜひご自分の使いたい用途に合わせたロータリーカッターを選んでください。