コーケン（Ko-ken）のソケットレンチおすすめ8選｜選び方もご紹介

コーケンはソケットレンチ専門メーカーで、研究設計から鍛造まで一貫して社内で行っています。特に旧車のレストアや絶版車のメンテナンスでは、固着したボルトやビスを緩めるのに一発で強い衝撃を与える必要があり、それに耐えられる工具選びが重要です。

コーケンのソケットレンチはハードな自動車整備にも耐えられるタフな工具を作り続けているメーカーです。しかし、コーケンは類を見ないほどソケットレンチのバリエーションが豊富で選ぶのに迷ってしまいがちです。

そこで、今回はコーケンのソケットレンチの選び方とおすすめのソケットレンチを紹介していきます。特に自分で自動車整備をしたいと考えている方、購入を考えている方は是非参考にしてみてください。

コーケンは戦後間もない頃から海外マーケットに目を向けており、現在では世界約60カ国に活躍の場を広げています。ソケットレンチ専門メーカーとして有名であり、静岡県で作られています。メイドインジャパンの高い品質と豊富なラインナップにこだわったメーカーです。

研究設計・鍛造・切削・熱処理まで一貫して社内で行っているので、ハードな作業に耐えるタフな工具を作り続けています。

コーケンのソケットレンチは高い強度と耐久性を備えています。しかも、世界的に類のないサイズやバリエーションが特徴です。

面接触のフラットドライブ・高トルクをダイレクトにナットに伝えるサーフェイスドライブソケットレンチ・2つのスチールボールがボルトやナットをしっかりとホールドするナットブリップソケットレンチなど独自技術も満載で、あらゆる作業場面で使用できます。

コーケンのラチェットハンドルは、空転トルクの軽さにこだわったラチェット機構を採用しています。一般的な、一体型の爪でギヤを押し上げる構造のラチェット機構よりも圧倒的に軽いのが特徴です。

また、振り幅が取りにくい場所でも作業が可能なギヤ歯数で、ソケット類と同様にコンパクトなヘッド周りと融合させた新型ラチェットハンドルです。

ソケットレンチは、取り付けるソケットによって対応するネジが異なるので必ず種類をチェックしましょう。ソケットには6角と12角、ディープソケットなどがあります。

また、ソケットレンチはソケットとハンドルを別々に購入するよりも、複数のネジに対応できるセットを購入する方がおすすめです。

差し込み角とはドライブ角とも呼ばれ、ハンドルとソケットをつなげる部分の名称です。ハンドル側の凸部分はドライブ角、ソケット側の凹部分を差し込み角と言います。

「差し込み角サイズ9.5sq.」のように記載されており、差し込み角とドライブ角の二面幅が9.5mmとの意味です。中にはインチで記載されているものもあり、自転車・車・バイクで使用する場合は1/4インチ（6.3mm）や3/8インチ（9.5mm）がおすすめです。

1/4インチは口径14mm以下のソケットに使われており、一般に販売されているソケットは10mm以下がほとんどです。ネジ径はM8以下の小さなネジを使用する場合がほとんどです。

幅広い用途で使用できるので、自転車・車・バイクの整備をする方は1本持っておくと便利な大きさです。

3/8インチは10～24mmの口径のソケットに使われています。ネジ径はM6～M16と一般的なサイズのネジになります。ただし、口径22mmや24mmは大きいので、ワンサイズ大きい1/2インチを使用した方が効率がいいです。

一般的なサイズで幅広い用途で使えるので、このサイズも自転車・車・バイクの整備にぴったりです。

1/2インチは22mm以上の大きな口径のソケットを使用するのに適しています。ネジも同様にM8～M24までの比較的大きいネジなので、あまり家庭用では使用しません。

主に機械構造用の大きなソケットです。一番大きいので耐荷重が高く、重さも一番重いので、用途に合っていない場合は必要のないサイズです。

丸形ヘッドはヘッド部分が丸く作られたタイプで、ラチェットギアの歯数が多くコンパクトなのが特徴です。狭い場所にもヘッドが届き、小さい角度でもギア送りができるのでラチェットハンドルを動かすスペースが取れなくてもボルトを締めやすいメリットがあります。

しかし、回転を切り替えるレバーがラチェット軸についており、右回転と左回転の違いが分かりずらいデメリットがあります。

小判型ヘッドは、ヘッドが楕円の物でラチェットギアの歯数が少なく狭いところでは扱いにくいデメリットがあります。しかし、丸形ヘッドよりも高さが低くギアが大きいので強いトルクをかけられるメリットがあります。

回転を切り替えるレバーがヘッドの付け根にあるので親指1本で操作ができ、回転方向も一目で分かります。さらに、プッシュボタンで簡単にソケット交換ができるので操作性に優れています。

一般的なソケットレンチの長さは10cm・20cm・30cmがあります。最初の1本であれば、ある程度力がかけられて狭いところにも入る20cmのスタンダードタイプがおすすめです。

30cmロングタイプは固く締まったボルト・ナットを外すのに有効ですが、狭い場所には向きません。10cmショートタイプはあまり力はかけられませんが狭い場所で重宝します。用途に合わせた長さを選びましょう。

ソケットレンチは、首振りタイプ・オフセットタイプのものも場所によってはおすすめです。首振りタイプはヘッドとハンドルの角度を変えられるので、障害物をよけて作業したい場合におすすめです。

オフセットタイプは工具のヘッドとハンドルの高さをずらすタイプです。ボルトやナットにソケットを挿入したとき、ハンドルと地面の間にスキマができるので作業性が向上します。

スナップオンは世界で最も有名な工具メーカーです。ハンドル分離型ソケットレンチを初めて造ったので有名で、工具メーカーの中でも圧倒的なシェアを持っています。品質が高く、永久保証が付いているのもスナップオンのメリットです。

コーケンはスナップオンよりも軽量で手頃な価格のソケットレンチを製造・販売しています。作業性も実用性も高いので、よりお得なソケットレンチであればコーケンがおすすめです。

エアインパクトレンチは、ボルト・ナットを締めるときに使える空圧工具です。建設現場や車の整備工場、タイヤ交換などでも利用されます。エアインパクトレンチを使えば普通のレンチよりもパワフルに素早く作業ができます。

このエアインパクトレンチを使用するときは、比較的エア消費が大きいエアコンプレッサーが必要です。

コーケンのソケットレンチは、軽量で作業性や実用性が高いのでプロと同等レベルの質のいい工具です。購入しやすい値段で、質のいいソケットレンチ・ラチェットハンドルを探している方は、コーケンのソケットレンチでプロレベルの整備を目指してみましょう。

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