バイク用工具セットおすすめ17選｜KTC・アストロプロダクツなどおすすめメーカーも

バイク整備には、整備専用の工具セットがおすすめです。車載工具として、バイクを購入する際に付属している場合が多いですが、必ずしも品質がいいとは言えません。高品質なものに変更した方が整備がスムーズになり、効率が上がる場合があります。

バイク整備初心者だと、必要最低限の工具を判断するのは難しいですよね。必要な工具が足りなかったり、余分な工具を買ったりするかもしれません。各工具メーカーでも多くの工具セットが販売されており、何を選べばいいか迷ってしまいます。

今回は、自分のバイクに合った工具セットの選び方やおすすめの工具セットを紹介していきます。KTC・アストロプロダクツなどおすすめメーカーを紹介するので、初心者の方も要チェックです。今ある工具セットのアップデートを考えている方も、是非参考にしてください。

車載向けのコンパクトな工具セットは、必要最低限の工具が揃っているのが特徴です。軽量なので、ツーリングで携行しても邪魔にならず、外出先でのバイクメンテナンスができます。

初めてバイク用工具を購入するときや、工具の取扱いに慣れていない方にもおすすめのビギナーセットです。

工具箱タイプのバイク用工具セットは、車載タイプよりセット内容が充実しており、さまざまなシーンに対応できるタイプです。

ボックスには取っ手が付いており、重量はありますが持ち運びやすいメリットがあります。工具や予備パーツを追加したりカスタマイズしやすい特徴があります。

キャビネットタイプのバイク用工具セットは、数十点の工具が収納されている大型のセットです。引き出しで仕切られており、大量の工具の中からすぐに目的の工具が取り出せるメリットがあります。メンテナンス上級者やじっくり取り組みたい方におすすめのサイズです。

メンテナンスやトラブルが発生した場合は、最低限のバイク整備用工具が必要です。

バイク整備では車と違って狭い場所での作業があるので、T型ハンドル・T型レンチがあると作業が楽になります。

工具が自分のバイクに合っているかも確認しましょう。国産車とハーレーなどの輸入車では、ボルトやナットサイズの規格が違うので注意が必要です。

国産車では「mm（ミリ）」輸入車は「in（インチ）」が採用されています。ミリを採用している工具では、インチ規格に対応できないケースも多いです。工具セットの規格とバイクの規格を購入時にしっかり確認しましょう。

バイクの整備をしていくと、基本セットの他に追加で工具が必要になる場合がほとんどです。工具セットを購入するときは、追加するのを想定し、収納スペースが十分あるものを選びましょう。

スペースがあれば、追加した工具も一緒に収納でき、バラバラにならず持ち運びやすいです。工具の整理整頓もしやすいので、キレイに収納しておけます。

ツーリングやサーキットに持ち運ぶ機会が多い場合は、軽量でかさばらないのものを選びましょう。車載用は最低限の工具にとどめ、小型ボックスに収納しておくと便利です。工具自体も小さめのものの方がよく、さまざまな種類の工具が一体化したマルチツールも携帯用としておすすめです。

車庫やガレージに工具を置く場合は、キャスターが付いたタイプの方が楽に移動できます。

生産量・製品数が日本のトップメーカーはKTC（京都機械工具）です。品質の高さを追求して工具を生産しており、プロ仕様の特殊な物から初心者でも使いやすい工具まで幅広くラインナップされています。

ホームセンターでの取扱いもあるため、手に入れやすく価格も手ごろなので初心者におすすめのメーカーです。neprosなどはプロ向けの設計なので、本格的な工具を求める方にもぴったりです。

TONE（トネ）は大阪に本社がある、高品質でデザイン性の高い工具メーカーです。アジア・北米・ヨーロッパでも愛用されており、製品の耐久性や機能性の高さに定評があります。少々高価ですが、いい物を長く愛用したい方におすすめの国内メーカーです。

TONEもホームセンターなどで、手軽に購入できます。デザイン性の高い工具が多いので、見た目にもこだわりたい方におすすめです。

アストロプロダクツは工具専門販売店でありながら、プライベートブランドの工具メーカーでもあります。比較的価格の安い工具が多いので、コスパ重視の方にもおすすめです。初心者が初めて最低限の工具を揃えるのにぴったりで、プロ用の特殊工具でも購入しやすい価格で販売されています。

全国にチェーン店があり、実際に商品を手に取って確認できるのもメリットです。ネット販売もされているので簡単に購入できます。

Snap-on（スナップオン）はアメリカ生まれの工具メーカーで、ソケットレンチやラチェットハンドルを開発し、世界中で圧倒的なシェアを誇っています。品質の高さからプロの方が多く使用しており、永久保証が付いているので安心の品質です。

工具メーカーの中ではかなり高価ですが、ハズレのないものを購入したい場合はおすすめです。

バイクを購入したときに付いてくる車載工具は、お世辞にも品質がいいとは言えません。品質のいい工具に交換した方が、不要なトラブルを避けられるのでおすすめです。

品質のいい車載工具を揃えておけば、出先でも家でも十分な整備が行えます。慣れてきたら、その他の便利な工具を追加していきましょう。

基本的な車載工具が揃ったら、次に持っておきたいのがラチェットハンドルです。ラチェットハンドルは手の往復だけで、ボルトやナットの締め付け・緩めが可能なので作業効率が一気に上がります。

整備にかかる時間が少なくて済むので揃えておきたい工具です。ラチェットハンドルに差し込んで使用するソケットと、長さを延長させるエクステンションバーもあると便利です。

出先でトラブルが起きた場合でも、バイク用の車載工具を用意しておけば自分で対処できます。トラブル時に車載工具がないと、ツーリングができなくなったり、レッカー移動で出費が発生したりします。定期的なメンテナンスでトラブルは防げますが、予期せぬ事故で車載工具が必要になるかもしれません。

バイクには車載工具が付属するのが一般的ですが、必要な工具が足りない場合や質が良くない場合も多いです。付属の車載工具セットではなく、KTCやTONEなどのメーカーの使いやすい車載工具セットを購入するのがおすすめです。

バイクスタンドは、チェーンのメンテナンスやタイヤ交換などで使用するアイテムです。バイクにはもともと駐輪のために、サイドスタンドやセンタースタンドが装備されています。ただし、コスト削減や軽量化のために最近のバイクにはセンタースタンドが付いていません。

バイクを自分でメンテナンスしたい場合は、車体をしっかり安定させるバイクスタンドを使用するのがおすすめです。

バイクに付属している車載工具は、便利ですが品質がいいとは限りません。品質のいい工具を使わないと整備するつもりが、逆に破損してしまう場合もあります。付属のものよりも、品質の高い工具を購入して使用する方が安全です。いい工具で充実したオートバイライフを楽しみましょう。

こちらの記事もあわせてご覧ください