【2023年最新】鉢カバーのおすすめ10選｜北欧・おしゃれな商品も紹介

お気に入りのグリーンでも、あまりにもシンプルすぎる鉢では部屋の雰囲気に合わないこともあります。しかし、植え替えるのは意外と面倒なもの。そんなときに便利なのが、植物が入った植木鉢に被せて使える鉢カバーです。

植木鉢ごと鉢カバーに入れるだけで、おしゃれな印象に早変わりします。また、さまざまな素材やデザインがあるので、鉢カバーを変えるだけで和風や北欧風などインテリアのテイスト切り替えることも可能です。

この記事では、人気のインテリアブランドや大型の10号サイズなど、数ある鉢カバーの中からおすすめの10アイテムを紹介します。合わせて、鉢カバーの選び方や使用中の注意点なども解説するので、ぜひ参考にしてください。

鉢カバーとは文字通り植木鉢の上にすっぽりと被せて使うカバーのことです。鉢カバーひとつでインテリアの雰囲気をガラリと変えられることでも人気ですが、見た目以外にもメリットがあります。

底面に穴が開いていない物が多く、土がこぼれず水やりをしても室内の床を汚しません。また、根鉢が乾燥しにくくなるので、旅行や出張中の水枯れの防止にも役立ちます。温度差による植物へのダメージを減らすのにも効果的です。さらに重量感のある素材を選べば、ベランダなど屋外に置いても強風による植木の転倒を防ぐこともできます。

鉢カバーには、片手に乗るほど軽く小さなものから直径30cmを超える大型で高重量のアイテムまで、多くの種類があり選ぶのも大変です。ここでは鉢カバーを選ぶポイントを、サイズ・高さ・重量・素材の4つに分けて解説します。

鉢カバー選びはサイズの確認から始めましょう。鉢の大きさは「○号鉢」と表記され、1号=φ3cmとなります。中に入れる植木鉢のサイズよりも大きいものを選ぶことが大切ですが、サイズ表示がまちまちなので注意が必要です。

号数の場合はすぐにわかりますが、それ以外のサイズの表記には内寸・外寸の2種類があります。そのため、選ぶ際には必ず内寸をチェックしてください。内寸の数字が植木鉢の外寸よりも3cm程度大きいものを選べば間違いがなく、お手入れも楽にできます。

植木鉢と鉢カバーの号数が合えばどれを選んでもいい、という訳ではありません。実は植木鉢の高さは商品によってまちまちなので、高さを実際に測ってフチまでしっかり隠れる高さの鉢カバーを選ぶ必要があります。鉢より低いと見た目があまり良くなく、高すぎれば通気性が悪いです。きれいに見えて植物も快適な高さは植木鉢プラス3cm程度なので留意しましょう。

鉢カバーには軽量のものから大人2人でなければ抱えられないほど重いものまで、さまざまな商品があります。ラックに置いたりハンギングにするなら軽いタイプを選びましょう。軽いものなら水やりのたびに移動させるのも簡単です。転倒を避けたい屋外への設置や大型の観葉植物を入れる場合は、安定感を考慮して重量感のあるタイプを選ぶのがおすすめです。

鉢カバーはデザインだけでなく素材もさまざまなものを使用しています。見た目や重さも異なるので、素材選びは意外と大切なポイントです。代表的な鉢カバーの5種類の素材と、それぞれのメリットやデメリットをチェックしましょう。

種類が豊富で質感や形など、多くの選択肢から選びたい方には天然素材がおすすめです。天然素材は植物性なので軽く通気性がよく、植物の生育を妨げにくいのもメリット。麻・シーグラス・ラタンなどの素材はナチュラルな風合いで、どのようなインテリアにも合わせやすいのが魅力です。

木製の鉢カバーなら、ベランダなどの屋外に置いても比較的雨や風への耐久性もあります。しかし、耐水性がやや弱いので、室内では植木鉢の下に受け皿を使用しましょう。

スタイリッシュな金属素材の鉢カバーは低価格でいくつも揃えられ、使い込むほどに風合いが変わる点が人気です。水濡れと乾燥を繰り返すたびに錆びたり穴が開くこともありますが、逆にその風合いを活用してペイントなどを施せばリメイクも楽しめます。熱を伝えやすいので、直射日光が当たる窓辺や暖房器具の周囲は避けましょう。

樹脂素材は軽量で、移動や排水などのお手入れのしやすさがメリットです。また、カラフルでデザイン性の高い商品が多く、インテリアのアクセントとしても活躍します。軽い樹脂でも見た目に重量感がある鉢カバーを探している方には、ファイバークレイがおすすめです。樹脂の鉢カバーは屋外では倒れやすく水も溜まりやすいので、室内での使用に適しています。

陶器の鉢カバーは、室内から屋外まで場所を選ばず使いやすい万能タイプです。釉薬がかかった陶器は防水性に優れ、室内使用に適しています。また、素焼きタイプは通気性の良さがメリットで、室内外ともに植物が育つ環境としては最適です。さまざまなデザインがありインテリアには合わせやすいものの、見た目以上の重量感があります。

無機質でクールな印象のセメント素材は、直射日光に当たっても劣化しにくいのがメリットです。背の高い植物でも高重量のセメント素材の鉢カバーなら、屋外で転倒せずに置くことができます。シンプルでインテリアにも合わせやすいのですが、お手入れしにくいのがデメリット。水やり後はスポンジや布などで水分を吸い取りましょう。

市販の鉢カバー以外にも、個性的な鉢カバーを手作りする方もいます。簡単なものなら、お気に入りのペーパーバッグや麻袋をカットして鉢に被せるだけで完成です。ランドリーバッグ・ワイヤーバスケットなどを鉢カバーとして活用してもグリーンが引き立ちます。マクラメ編みやスノコで工作したりと、さまざまなもので作れるので試しましょう。

鉢カバーは底面に水抜き穴がないアイテムがほとんどです。そのため通気性と排水性が悪く、放っておくと水が溜まったままになり植物の根が傷んで根腐れしやすくなります。室内でも屋外でも、週1回程度は鉢カバーの中をチェックしましょう。

また、鉢土にカビが生えていないか、金属製の鉢カバーならサビで穴が開いていないかも確認します。春から秋口までの植物の生育が盛んな時期には土の中の根もよく伸びるものです。鉢底から根が出ていることもあるので注意してください。

植物の引き立て役ともいえる鉢カバーですが、インテリアのポイントにもなり、カバーをひとつ取り替えるだけで雰囲気をガラリと変える要素も持っています。また、上手く使うことで植物の生育を助けることも可能です。本記事で解説した素材やサイズなど選び方のポイントを参考にして、おしゃれ鉢カバーで毎日の暮らしに彩りをプラスしましょう。