【2023年最新】おすすめの面取りカッター8選｜DIYで大活躍！

近年流行しているDIY。自宅で過ごす時間が増え、新たにDIYに挑戦する人も増えているのではないでしょうか。DIYに夢中になるにつれて、さまざまな道具を駆使してさらに本格的なものを作りたくなりますよね。

ネジを通す際に使用する面取りカッターは、穴の周りのバリやフチを取り除き見た目を美しくするだけでなく、ケガを防止する役割も果たしています。せっかくの力作でケガをしないためにも面取りは大切な工程です。

しかし、刃の種類やサイズなどさまざまな面取りカッターがあるため、どれを選べばいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。本記事では面取りカッターの基本的な使い方や選び方を解説。さらに、記事後半ではおすすめの面取りカッター8選も紹介します。

面取りカッターはビット形式になっており、電動ドライバーを電動機器に取り付けて使用します。ネジ穴を開けた後にケガをしないように、穴を開けた部分を削り取る面取りやバリ取りを行うアイテムです。

また、穴を開けた後にネジの皿部分がきれいに収まるように加工する「皿取り」にも利用されます。素材やサイズに合った適切な面取りカッターで加工を施すことで、ケガを防止するだけでなく仕上がりも美しくなります。

面取りカッターといっても、刃の種類やサイズなどさまざまなラインナップがあります。ここでは適切な面取りカッターの選び方を紹介します。

ビットの形は手持ちの電動工具の形状に合わせましょう。電動工具が六角形の場合はビットも六角軸のものを選び、ストレート軸を取り付ける際にはアタッチメントが必要になるため注意してください。手持ちの工具がドリルドライバーの場合は、六角軸とストレート軸どちらも取り付け可能です。

面取りカッターにはハイス製や剛製などさまざまな刃の材質があります。選ぶ際には、材料の種類や硬さに適した刃を選びましょう。

ハイスピードスチールを略してハイス製と呼ばれる刃は、金属や硬い木材に適しており幅広く対応できるオールマイティな刃です。ただし、分厚い金属には対応できないケースも多く、より分厚く硬い金属に穴を開けたい場合は超硬チップ製を使用しましょう。

超硬チップ製はハイス製に比べると販売数が少ないですが、ハイスよりも剛性に優れ重いのが特徴です。また、分厚い金属にハイス製で無理に穴を開けようとすると、途中で折れる危険性があるため適した刃に取り替えてください。

柔らかい木材に穴を開ける際には、鋼製の面取りカッターが適しています。ただし、同じ木材であってもスギといった柔らかく加工しやすい素材は鋼製で対応できますが、硬い木材の場合はハイス製を使うのが無難です。柔らかい木材の加工には、こだわりがある場合は鋼製、こだわりがなければハイス製を選びましょう。

サイズを選ぶ際には、使用するネジ頭のサイズに合わせましょう。皿取りを行った際に、ネジ頭をきれいに収めるためにも小さ過ぎるサイズは避け、丁度いい大きさか少し大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。ネジ頭のサイズは4㎜～16㎜と幅広いため、サイズはしっかりチェックしておきましょう。

穴あけ加工をした後に面取りを行う面取りカッターに対して、「皿取り錐」は面取りカッターの先端にドリルが付いているため、穴あけと面取りを同時に行うことができます。また、センタードリルの太さと長さでネジ穴のサイズが決まり、ドリルの交換が可能な製品もあります。

面取りカッターの刃の角度は一般的に30～120°のものが多く、数字が小さいほど最大切り込みの深さは大きくなり、数字が大きいほど最大切り込みの深さは小さくなります。ネジ頭の皿取りの場合は、ネジ頭の角度の90°以上の面取りカッターを選びましょう。

DIY初心者や何を作るか決まっていない場合は、さまざまな大きさに対応できるよう数本がセットになっている面取りカッターがおすすめです。ただし、すべて使用できる場合は結果的にコスパもよく使い勝手のいいセット製品ですが、中には全く使用しないものが含まれているケースもあります。

そのため、明確な用途がある人は個別で購入するのがおすすめです。また、製品によっては品質がよくないものもあるため、あまりにも安価な製品の場合は注意しましょう。

面取りカッターで面取りやバリ取り・皿取りなどひと手間加えるだけでさらにきれいな仕上がりになります。ぜひ穴あけと面取り加工を同時にできる便利なアイテムを利用して、ワンランク上の仕上がりを実感してください。