【2023年最新】ラチェットレンチおすすめ12選｜薄型・小型も紹介！

近年、何かを自分で作ったり修繕したりする「DIY」が流行っています。また、DIYが流行ったことにより、自転車や自動車、バイクなどの乗り物を自分でメンテナンスしようと考えている方もいるのではないでしょうか。そんなときに役立つのが「ラチェットレンチ」です。

ラチェットレンチは「ラチェット機構」が備わっていることが特徴で、主に六角ボルトやナットの取りつけ・取り外しを行う工具のことを指します。一端がスパナになっているモノをはじめさまざまな種類があり、汎用性の高さが魅力です。

一方で、種類が豊富にあることや、さまざまなメーカーが販売を行っていることから、選び方が難しい工具のひとつでもあります。そこでこの記事ではおすすめのラチェットレンチ12選を紹介します。選び方についても解説するので、ぜひ最後までお読みください。

「ラチェットレンチ」とはラチェット機構が搭載されているソケットレンチのことを指します。通常のソケットレンチでは、締めるたびに一度ソケットレンチを外さなければなりません。しかし、ラチェットレンチは外す手間を必要とせず、スムーズに作業が行えます。

なお、ラチェットレンチと混同しやすいアイテムにラチェットハンドルがあります。ラチェットハンドルはソケットを別途取り付けないと使用できません。しかし、ラチェットレンチは単体で使用できます。

ラチェットレンチはモデルによって、形状・サイズ・搭載されている機能が違うので、特徴を把握してから選ぶのが重要です。この項目では、ラチェットレンチの選び方を紹介します。

ラチェットレンチにはさまざまな形状のモデルがあります。形状によって特徴や適した使用シーンが異なるので、この項目で押さえましょう。

片口ラチェットレンチは1種類のソケットが本体の一端に備わっているラチェットレンチのことを指します。最も一般的な形状であり、ヘッド部がスリムに作られているのが特徴です。スペースが限られた狭い場所での作業や、ボルトやナットをきっちりと本締めしたい時に役立ちます。

両口ラチェットレンチは本体一端の表と裏に異なるサイズのソケットが1つずつ搭載されているラチェットレンチのことを指します。1本で2種類のボルトやナットが取り扱えるので、経済的なのが魅力です。また、回転方向が切り替えられるモデルもラインナップされています。

ロングソケットラチェットレンチは、その名前のとおり通常のラチェットレンチよりも全長が長く作られているモデルです。ボルトナットの周りに障害物があり、ヘッドが届きにくい場所への使用に適しています。ダクト配管用のボルトや自転車のナットを扱うのにおすすめです。

板ラチェットレンチは通常のラチェットレンチよりも本体の厚さが薄く作られているのが特徴のモデルです。配電盤といった狭い場所でもほかの部位やパーツとぶつかることなくスムーズに作業できます。また、軽量なモデルが多く、持ち運びしやすいのもポイントです。

コンビネーションラチェットレンチとは、本体の一端にラチェットレンチ、もう一端にスパナが搭載されているラチェットレンチを指します。レンチとスパナを使い分けられることがメリットです。トルクをかけたい時にはレンチを使用し、スパナが被せられないときにはレンチが使用できます。

ラチェットレンチを購入する際、事前にチェックしたいのがソケットのサイズです。ソケットのサイズが合致していなければボルトやナットが締められないので、扱うボルトやナットが多い場合には対応サイズが多いモデルを選びましょう。

また、ソケットのサイズとあわせて確認したいのが重量です。さまざまな場所に持ち運んだり、複数のラチェットレンチをぶら下げて作業したりする場合には軽量モデルがおすすめです。一方、耐久性を重視したい場合には重量のあるモデルが適しています。

搭載されている機能もラチェットレンチのモデルによって異なります。使用する場所やシチュエーションに応じて搭載機能を選択するのがおすすめです。

「シノ」とは、先端が細くなっているのが特徴で、主にボルトの穴を合わせたり番線を締め付けたりする際に使用されます。建設現場での使用におすすめです。また、シノが付いているラチェットレンチは携行に適しており、腰袋に挿して簡単に持ち運びが可能です。

電動タイプのラチェットレンチは、その名のとおり電気の力でボルトやナットの締め付けが行えるモデルのことです。通常のラチェットレンチより価格が高いモデルが多いものの、力を入れずに扱えるのが魅力です。なかにはワンタッチで回転方向が切り替えられるモデルもあります。

ラチェットレンチでボルトやナットを締める際には、浅く取り付けて使わないように気を付けましょう。浅くはめて回すと、ボルトやナットが歪んでしまう可能性があります。加えて、六角部が潰れやすくなるので注意が必要です。

また、板ラチェットレンチはほかのモデルと比べてボディが薄いため、角度がずれないよう真上から押さえる必要があります。角度がずれてしまうと、ボルトやナットが上手く締められないことがあるので注意してください。

ラチェットレンチはボルトやナットを締める際にいちいち取り外す必要ないのが魅力です。ラチェットレンチが1本あれば作業効率が大幅に向上させられます。この記事を参考に、お気に入りのラチェットレンチを手に入れましょう。